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エンジニアじゃなくなっちゃった人が何かを書くブログ

【雑記】イタリアにぼっち旅行をしてきました

先日、有休消化を兼ねて6泊8日でイタリアに行ってきました。
日付は2015/07/14-2015/07/21です。
一人旅です。ぼっちなので。
というわけで、何となく思ったこととかを書いておきます。

前提

個人的には別に旅好きというわけではありません。2014年度は東京から一切出ず(帰省くらいはした)、「引き蘢ってるなぁ」と自覚してた人間です。今回の旅行も、有休消化で長期休みがあるから、「せっかくだからどっか行くか」くらいのテンションで決めていて、別に「やったー!休みだー!旅行行くぞー!」って感じではありませんでした。
行き先をイタリアにしたのは、旅行代理店でニューヨークのパンフレット見た後にイタリアのを見たら、同じ値段で1泊多くてさらに3都市も行けるということを知ったからです。コスパコスパ。あと自分はARIAを信仰しているので、死ぬまでにヴェネツィアには行かなきゃなぁと思っていたのもあります。

ARIA 全12巻 完結セット (BLADE COMICS)

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プラン

代理店で飛行機とホテルと都市間の鉄道だけ取ってもらった個人旅行でした。オプショナルツアーも無し。
最初2日がヴェネツィア、次の2日がフィレンツェ、最後の2日がローマでした。初日と最終日は飛行機です。
どこをどう回るかは『地球の歩き方』のみで決めました。割と便利な本でした。

A09 地球の歩き方 イタリア 2015~2016

A09 地球の歩き方 イタリア 2015~2016

持ち物

持っていったもののうち、役に立ったものと無駄だったものをちょっと書いておきます。

・サングラス(役立ち度:★★★★★)
無いと死ぬ。目が焼けるのもそうですが、眩しさが抑えられるだけでだいぶ体感温度が違う気がしました。

・ダイヤル錠(役立ち度:★★★★★)
街や駅を歩く時や、鉄道や飛行機の中などでは、バッグのジップをダイヤル錠でロックしてました。スリ対策です。
事前に聞いていたほどスリの気配は感じませんでしたが、ロックしてないと常に気を張ってないといけないのが、ロックがあることで気を抜けるのでだいぶ楽です。

ワインオープナー/ソムリエナイフ(役立ち度:★)
食費とかをケチる気満々だったので、ホテルの近所のスーパーとかでおつまみ的な総菜(生ハムやフルーツなんかが割と安い)とワインを買ってホテルで飲もうとか、スーパーで買ったワインボトルを広場に持っていって木陰とかで飲みながらのんびりしよう、とか思ってたんですが、暑すぎてワインどころじゃなかったです。気温39℃とかだったし、乾燥してるので、あっという間に身体から水分が抜けていく。「こんな状況で脱水効果のあるアルコールなんか摂取できるか!」というわけで、ほぼ水ばっかり飲んでました。涼しい時期だったら良いかもしれない。特にヴェネツィアカナル・グランデ沿いとかは最高だと思います。

ジップロック(役立ち度:★★★★)
小分け袋兼圧縮袋。旅行の定番。非常に便利。

・ペットボトルホルダー(役立ち度:★★★★)
腰とか鞄から下げられるやつ。上記の通り、バッグ自体はダイヤル錠によりロックされてしまうので、わざわざロック解除しなくても水を飲めることは非常に重要。15分で500ml無くなったりするからね。

言葉

当方、イタリア語はおろか、英語すらままならないレベルですが、「まぁ観光地だしなんとかなるだろ」と思って行ったら何とかなりました。
ちなみに現地での会話はほぼ英語。1週間居て、発したイタリア語は「ボンジョルノ」と「チャオ」と「グラツィエ」のみでした。

お金

事前に両替していったのは250€でしたが、これでちょっと余るくらいでした。とは言っても僕は食費をスーパーでの買い物で済ませたり、水代を水汲みポイントで済ませてケチったりしていたので、普通においしいものを食べて、水もお金払って買うならちょうどくらいかなと思います。
ちなみに高めのお土産(ヴェネツィアングラスなど)はカードで買いました。

ヴェネツィア

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ARIA教の聖地。というのを差し置いても、すごく良い街でした。
歩いてると、細い路地とまぁまぁ広い道、小さい広場と大きい広場、狭い水路と広い運河が交互に現れて、歩いてるだけで最高に楽しい街です。たぶん散歩してて楽しい街ランキングで世界1位じゃないかな。アリスちゃんの言ってることが良くわかる。
車も自転車も通ってないっていうのも非常に良いなと思います。人間本来の速度で散歩できる街ですね。
いたるところにある広場もものすごくのんびりできて、サンマルコ広場ではカフェ・フローリアンで冷たい飲み物を頼んで2時間くらいのんびりしてたし、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の前でもまた2時間くらいのんびりしてました。前者は広場の様子を眺めているだけの2時間、後者は運河の様子を眺めているだけの2時間でした。贅沢な時間だ。

名所的なところでは、個人的にはドゥカーレ宮殿がすごかったです。壁から天井まで全部絵画と額縁装飾で覆われていて、「絢爛すぎワロタwww」って感じでした。所狭しと絵が貼ってある様子はある意味オタクの部屋みたいな。もっと節操を持てよとつっこみたくなるような。豪華さという意味では、壁に金箔張り巡らせたお寺も完敗です。金あったんだろうなぁ。

なお、ゴンドラは普通に乗るとめちゃくちゃ高いので、トラゲットっていう、川を横断するだけの短いやつに乗りました。渡るところの幅にもよりますが、概ね10€以内くらいで足りる模様。ゴンドラを体験するだけならこれでも良いかもしれません。安いし。まぁ灯里ちゃんが漕いでくれるなら100€でも払うんだけどね、おっさんじゃあね。

ちなみにさっきから何回かARIAの話が出てきてますが、割と本気で ARIAヴェネツィア観光にとても良いガイドブックだと思います。まず「歩いてて楽しい」って感覚が実感できるし、「パリーナ」とか「トラゲット」とかの単語も出てくるし、サンマルコ広場とか溜息橋とかの名所も出てくるし、ケットシーの仮面も街中でめっちゃ売ってるし。というわけで、みなさんヴェネツィア観光に行く前にはARIA読んでいくことをおすすめしますよ(布教)。

フィレンツェ

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とにかくドゥオーモがすごかったなぁというのが最大の印象です。駅からホテルまでの道中にドゥオーモがあったのですが、最初見た時に「すげー!なんだこれー!」ってなってしまって、炎天下の中キャリーケース持ったままドゥオーモの周りをぐるぐる回っていたところ、歩き回りすぎてホテルに着く頃には半分熱中症みたいな状態になってました。実際そのくらい迫力あるし、造りがいちいちめちゃくちゃ細かいし、古い建物だと思えないような配色してる(フラットデザインみたいな配色だ)し、ホントすごかったです。正直こんなにすごいとは思ってなかったな。
なお、フィレンツェの街って道がほとんど石畳なので、キャリー持って歩くのにあんまり適していません。僕は駅から割と遠いホテルにしちゃったんですが、駅近にとる方が良い気がします。

あとは建物としていうならサンタ・クローチェ教会も綺麗でした。教会前の広場が開けてて広いのと、ちょっと街の中心部から外れているからか、周りに高い建物がないのとで、堂々と立っている感じがあって、「これぞ教会!」的な威厳を感じました。ちなみに中にはミケランジェロとかのお墓があるので、挨拶してきました。

で、フィレンツェと言えば美術館ですが、とりあえず今回は中でも一番有名(?)なウフィッツィ美術館に行ってきました。めちゃくちゃ並ぶと言われている美術館ですが、平日の開館時間15分前くらいに行ったからか、予約無しでもほぼ開館と同時に入れました。館内写真撮影OKですが、美術品の写真なんか撮っても意味ないなぁとつくづく感じます。それよりも自分の目で1秒でも長く見た方が良い。ボッティチェリの『プリマヴェーラ』なんか本当に最高でした。見た瞬間に「あ、これは傑作だわ」と感じるくらいには素晴らしい作品です。
美術館自体は現在改修中なのですが、それでも日本の美術館よりも全然広くて、気付けば5時間弱いました。これがもしツアーだったら1カ所に5時間もいれないので、フリープランで来て良かったなぁと思いました。ヴェネツィアでも広場で2時間ぼんやりするなんて、ツアーだとできなさそうだし。

というわけで今回はウフィッツィ美術館しか行けなかったので、人生でもう1回くらいはフィレンツェ行って、アカデミア美術館にも行きたいなと思いました。街並みも綺麗ですし、ここも歩いてて楽しい街だと思います。世界ランキングで言えば6位くらいかな? 初日にミケランジェロ広場という高台の広場からフィレンツェを一望したんですが、アルノ川を挟んでドゥオーモやたくさんの教会たちを見下ろすのは最高に気持ちよかったです。

ローマ

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市内に見所はたくさんあるんですが、個人的にはフォロ・ロマーノがいちばん好きでした。なんていうか簡単に言うと廃墟なんですが、ドラクエとかに出てくる廃墟のイメージがそのまま目の前に広がってて、「古代文明の廃墟って本当にあるんだ」ってなりました。壁の崩れてる感じとか、柱の折れてる感じとか最高でしたね。
ちなみにフォロ・ロマーノとかコロッセオとか、あとはサン・ピエトロ大聖堂とか、ローマの主な観光名所の周りには無料の水汲みスポットがあって、これも非常にありがたかったです。基本的に胃腸の弱い僕が飲んでもお腹を壊さなかったので、たぶん大抵の日本人は大丈夫だと思います。

で、コロッセオフォロ・ロマーノと並ぶもう一つの見所であるサン・ピエトロ大聖堂キリスト教大本山)ですが、ここはなかなか酷い行列でした。聖堂の前にかなり広い広場があるんですが、そこをぐるっと一周するくらい行列が並んでて、しかも並んでる場所の半分以上は日なたなので、この季節に並ぶのは非常につらぽよだと思います。しかも並んでると物売りと物乞いが近づいてくるし、噂ではスリもいるのことだし。
僕はキリスト教徒ではないので素直にあきらめて、外観写真だけとってあとは行列をしばらく眺めた後に去りました。噂では朝イチで行くとほとんど並ばずに入れるらしいので、中を見たい人は朝イチで行くのが良いと思われます。僕も割と朝早くには出たんですが、サン・ピエトロに行く前にパンテオンとかに寄ってしまったので、着いたころにはもう酷い行列でした。

あ、パンテオンはとても良い建物でしたよ。街の真ん中にいきなりどでかい神殿があるの、ほんと日本じゃ考えられないのですげえなと思います。ちなみにパンテオンって天井のど真ん中に天窓として穴が空いているのですが、雨が降っても近代のドームみたいに屋根が閉じるわけではないので、雨が降ると普通に中までびしょぬれになります。が、それはそれとしてとりあえず止むまでは放置しておいて、止んだら掃除するそうです。アナログ最高ですね。

最後に、『地球の歩き方』に「スペイン広場には、日本人を見かけると『ナガトモ〜!』とか言いながら近づいてきて、握手を求めるふりしてミサンガを売りつける押し売りがいる」という情報が載っていたのですが、僕が行った時にもいました。何年前からやってるんだよ、もうちょっと試行錯誤しろよ、と思いました。

総括

ここまでにも何回か書いてますが、まずは暑かったなぁと。日差しがものすごく強いので、なるべく日陰を歩くようにしないと死にます。子供のころにやった「日陰しか歩いちゃいけないゲーム 〜陰以外は全部マグマ!〜」が現実になった感じです。
あと、サマータイムとかいう謎システムのため、12時を過ぎてからもまだまだ日が高くなるし、緯度が日本より高いため、17時18時でも平気で太陽はさんさんと降り注いでいます。

ツアーでなくフリープランで行ったことについては大正解だったなと思います。自分が好きなところで好きなだけ時間を使ってのんびりできたし、3都市ともほぼ徒歩で巡れるくらいの街なので、バスとかでツアー組まなくても簡単に観光スポットまわれるし。

あ、ちなみにローマには「ラツィオ・ポイント」というラツィオの公式ショップと、「ローマ・ストア」というASローマの公式ショップがあるんですが、「ラツィオ・ポイント」はやる気がないのか、それとも土日休業なのか知りませんが空いておらず、「ローマ・ストア」もそんなに広くなく、選手名の入ったユニとかは売ってませんでした。ピアニッチのユニ買おうと思ってたのになぁ。


おわり。