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16bit!

エンジニアじゃなくなっちゃった人が何かを書くブログ

【メモ】6色ハット発想法を1人で使いたい【アイデア】


6色ハット発想法というものがありまして、
簡単に言うと、「6色の帽子を順番にかぶることで、思考の切替を行う発想法」のことなのですが、
この発想法はほとんどの場合に会議やブレストなどの大人数でモノを考える場において利用されていて、
個人で何かを考える時の思考法としてはなぜか紹介されていません。


ですが、個人的には1人でアイデアを煮詰める際の思考にもこの方法は使えると思っているので、
使えそうかどうか、メモがてらちょっと書いてみたいと思います。


帽子の色と思考の性質の対応まとめ

まずは6色ハットの基本となる、色と思考性質の対応を載せておきます。

・白 ・・・ 客観的思考     :数字・情報・データ・事実
・赤 ・・・ 直感的思考     :感情・感覚・直感
・黒 ・・・ 否定的思考     :懸念・注意・否定
・黄 ・・・ 肯定的思考     :評価・肯定
・緑 ・・・ 創造的思考     :提案・刷新・創造
・青 ・・・ プロセス管理思考  :俯瞰・管理・結論


アイデアを煮詰めるプロセス(一例)

以下は僕が問題を解決するためのアイデアを煮詰める際の思考プロセスの一例です。
今回はこのプロセスに6色ハットを適用してみたいと思います。

1.とにかくアイデアを思いつくだけ出す。
2.直感的に有り得ないアイデアを切り捨てる。
3.(残った)それぞれアイデアを実現するための必要な工数やリスクなどを挙げる。
4.それぞれのアイデアのメリット・デメリットを挙げる。
5.メリットが最大化し、デメリットが最小化するアイデアを考える。
6.どのアイデアを採用するのか決定。


プロセスに各色の帽子を当てはめる

1.とにかくアイデアを思いつくだけ出す。(帽子無し)
2.直感的に有り得ないアイデアを切り捨てる。(赤)
3.(残った)それぞれアイデアを実現するための必要な工数やリスクなどを挙げる。(白)
4.それぞれのアイデアのメリット・デメリットを挙げる。(黄・黒)
5.メリットが最大化し、デメリットが最小化するアイデアを考える。(緑)
6.どのアイデアを採用するのか決定。(青)


さて、思考プロセスに帽子を対応させてみましたが、
これを見た上で6色ハットを個人での思考に当てはめるためのポイントは、大きく2つかと。


1.メリットを挙げるフェーズとデメリットを挙げるフェーズは分ける

簡単なことのようで、意識していないと意外とこれができないようです。
あるアイデアのメリットを考えていたはずなのに別のアイデアのデメリットが思いついたり、
メリットを考えていたのに「あれ?これってデメリットじゃないか?」と考えたり・・・。

これは、フェーズ4を「メリット・デメリットを洗い出す」フェーズだと考えることにより発生する問題です。
したがって、「メリットを思いつくだけ挙げる」フェーズと「デメリットを思いつくだけ挙げる」フェーズに分け、
それぞれ別個のフェーズだと意識することで、解決を図れます。
また、メリット・デメリットを加味してアイデアの良し悪しを判断するのはまた別のフェーズなので、
ここではその大小を考える必要もありません。


2.プロセスは戻さない

基本的にプロセスは戻さないことが重要だと思います。
よって、白(客観的な情報を集める)のプロセスは1度しかありませんが、それはそれで構わない。
もし後半のプロセスでさらにデータが必要になった場合は、
「AがBになる可能性がある」、「CをDすればデメリットが無くなる可能性がある」という可能性の状態や、
「AがBになるはず」、「CをDすればデメリットが無くなるはず」という仮説の状態にしておいて、
終わった後に再度1.からプロセスをもう1周させれば良いです。

個人での思考なのだから、何周しようが誰にも迷惑はかからない。
それよりも黄・黒・白などの帽子がごちゃまぜになってしまう方がよっぽどマズイはずです。



というわけで、個人的な思考プロセスにも6色ハットは使えるはず。
弱点は時間がかかることなので、あとは慣れで1周当たりの時間を短くしていくことが重要ですね。


デボノ博士の「6色ハット」発想法

デボノ博士の「6色ハット」発想法


会議が変わる6つの帽子

会議が変わる6つの帽子


<参考>
水平思考を実現する「6色ハット発想法(シックスハット)」